飲酒のサイエンス【吉川市の吉川整体療院】

query_builder 2026/09/22
体の機能について「体のサイエンス」

酒の強さは、どのように決まるのでしょうか?

それは、「アセトアルデヒドの分解能力」で決まる部分が大きいようです。

そもそも、酒を飲むと、アルコール(エタノール)は、胃や小腸で吸収され、

主に肝臓で分解されます。

アルコールは、代謝されて、先ず、「アセトアルデヒド」になり、

それからさらに代謝されて、「酢酸」になります。

アセトアルデヒドは有害ですが、酢酸は無害です。

アセトアルデヒドの分解が遅い体質の人は、少量の飲酒でも、

顔が赤くなり、吐き気がしたりする「フラッシング現象」が起きます。

つまり、アルコールが分解される能力の中で、個人差が大きいのが、

アセトアルデヒドを分解をするステップであり、

それは、体質によって左右されるというわけです。

アセトアルデヒドの分解能力が、スムーズに行われる体質の人は、

酒をどんどん飲んでも、「ケロッ」としている酒豪タイプなのです。


アセトアルデヒドの分解能力になぜ、ここまで個人差があるのでしょうか?

アルコール(エタノール)を代謝する経路に着目すると、

大きく2つの経路があります。

ひとつは、「アルコール脱水素酵素系とアルデヒド脱水素酵素」が、使われる経路と、

もうひとつは、「MEOS(ミクロゾーム・エタノール酸化酵素系)」という

酵素群が使われる経路です。


アセトアルデヒドの分解が遅い体質の人は、遺伝的にアルデヒド脱水素酵素の働きが

低いことが多いのです。

そういう人は、酒に弱いのです。

ただ、弱い人でも、飲み続けているうちに、MEOSの酵素が誘導されて、

アルコールの代謝に使われるようになると、次第に強くなっていくのです。

また、アルデヒド脱水素酵素も多少は、誘導されます。


MEOSによる代謝経路は、薬などをはじめとする「異物」を分解する為のものです。

MEOSは、肝臓に多くある酵素群で、薬だけでなく、エタノールにも作用するのです。

MEOSには、多くの酵素がありますが、より多くの代謝に関わるMEOSの酵素が

多く誘導され、お酒に強くなってきます。

そうなると、薬の作用にも影響する言われています。

「薬が効きにくかったり、反対に、効き過ぎたりする」事があるのです。


本記事は、自身が学習した事を元にした情報となります。

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